ブランドとファッション

スワロフスキー銀座

スワロフスキーの銀座店が２００８年３月にオープンしました。

２フロアで構成されている銀座店の気になる総面積は４５０平方メートルだそうです。

スワロフスキーとはチェコ・ボヘミア地方のガラスカット職人の家に生まれたダニエル・スワロフスキー1世が1895年にオーストリアで設立しました。

クリスタルガラスモチーフに関しては国際的にも有名な会社です。
スワロフスキー銀座店の主な特長は、銀座の中央通りで、ひときわ輝くスワロフスキー初のフラッグシップストアです。
これらのファサードやインテリアはデザイナーの吉岡徳仁さんが担当されたそうです。

さらに８メートルの高さを誇る天外に設置されたスチールプリズム製のウィンドーファサードが壁面レリーフの役割を果たしています。
これにより外部の反射光を利用することが出来て素晴らしい光と空間を得られています。
こういった派手な演出はオシャレな女性のハートを掴むのに一役買っていることでしょう。

１階がギフトやシーズナルコレクションのファッションジュエリー、アクセサリー、「銀座限定品」を取り扱っています。
２階になればクチュールコレクションのダニエルスワロフスキー。
ホーム・インテリア装飾用にデザインされたクリスタルリビング商品。
さらにはオーダーメイドのサービスも行われています。

基本的に年中無休（年末年始を除く）であり営業時間は午前１１時から夜の８時までです。
住所は東京都中央区銀座８−９−１５
電話
０３−３２８９−３７００

東京の銀座店ということもありアジアをはじめとして世界各国からの旅行者も訪れることは間違いなく、そういう意味からも世界を代表するスワロフスキー取扱店となることでしょう。

ダニエルスワロフスキー

ダニエル・スワロフスキーはスワロフスキー社の創始者です。

１８６２年にチェコで産まれたダニエル・スワロフスキーはお父さんの工房でカットガラス職人として懸命に働き修行を積んでいました。

しかし良い作品をより多くの人に提供したいという信念のもと１８９２年、彼が３０歳の時にクリスタルカット（宝石切削機）を精密に行う機械を開発します。

年間に２００億個以上のクリスタルストーンが製造販売されたとの記録もあります。
またクリスタルガラスそのものの素材に目を向ければ酸化鉛の含有量比が最低でも３２％以上を誇っておりそのため光の反射加減で虹色に見えるという独自の特徴も兼ね備えているのです。
以上の事からダニエル・スワロフスキーの作品は人を魅了するほどの輝きと光沢の美しさをもって世界的に認められたのはもちろんのこと、アクセサリー素材としてさらにはベルサイユ宮殿、オペラ劇場、日本のホテルにおいてのシャンデリアパーツとしても使われていることでも知られています。

一般ではデパートの宝飾品売り場をはじめとして国際空港や海外では免税店などでクリスタルの置物を見つけることが出来ます。

スワロフスキー社といえば「白鳥」のシンボルマークが有名ですがダニエル・スワロフスキーは白鳥が湖からそっと飛び立つようにして１９５６年１月２３日にヴァッテンスで亡くなりました。
しかし、彼が作り世に送り出した素晴らしいクリスタルストーンはいつまでも人々の心を掴んで離さないことでしょう。