ブランドとファッション

キャサリンハムネット

キャサリン・ハムネットとは、イギリスのファッションデザイナーの名前です。
イギリスのファッションデザイナーで、英字では「KATHARINE HAMNETT」とつづります。
1948年生まれ。
KATHARINE HAMNETTは、キャサリン・ハムネットがデザインを手がけるファッションブランドです。
キャサリン・ハムネットの特徴は、伝統的なイギリスのデザインを根底に置いていること。
昔から伝わる伝統デザインを、独自の感性でアバンギャルドにアレンジ。
そういうスタイルなんです。
キャサリンハムネットのコレクションは、ロンドンを始めとして、パリやミラノ、ニューヨークや東京などで開催されていて、国際的な評価も高くなっています。
キャサリンハムネットのもうひとつの特徴は、日本の伝統的な絹織物「羽二重」を洋服に用いたことです。
キャサリンハムネットが世界的に有名にしたのは、1982年のコットン･デザイナーズ･オブ･ザ･イヤーの受賞。
コレクションが好評を博して、世界中で販売されるきっかけとなったのです。
キャサリンハムネットのユニークさは、ファッションデザインだでけではありません。
世界環境など、メッセージ性の高いコレクションをいくつも発表しているんです。
1983年：熱帯雨林の減少を指摘して、環境保全を訴えるメッセージをTシャツ・コレクションとして表現。
「酸性雨を止めよう」など、いくつもの、Choose Life Tシャツ・コレクションを発表しています。
1989年：HAMNETT ACTIVEを発売。
「浄化か、それとも死か」と銘打った、A/Wコレクションをロンドンで行いました。
1988年：「世界平和を今」と題されたコレクションが好評。
前年に引き続いて大成功を収めます。
1990年：「第三世界の負債をなくそう」と題されたA/Wコレクションを開催。
同年、ニューヨークで従来の綿栽培の危険に関する講演を行うとともに、Pesticides Trust と一緒に「綿の栽培に使われる農薬に関する研究と教育プログラム」を立ち上げています。
世界平和とともに、力を入れているのがコンドームの重要性。
1986年にの/Wコレクションからボクサー・ショーツにコンドーム・ポケットを取り付けたのを始め、2004年の04SSコレクションには、ナオミキャンベルに「USE A CONDOM」「SAVE AFRICA」のTシャツを着せて、コンドームの重要性をアピールしています。