ブランドとファッション

ヴィクター・アンド・ロルフ

ＶＩＫＴＯＲ ＆ ＲＯＬＦ（ヴィクター・アンド・ロルフ）
国
オランダ
創業
1993年
創業者
ヴィクター・ホルスティング　、　ロルフ・スノーレン

説明
ヴィクター・アンド・ロルフの創立者であるヴィクター・ホルスティングとロルフ・スノーレンは、オランダのアーヘンの美術学校ファッション学科で出会った。

この会社の歴史はまだ新しく、創業は1993年です。

彼らが注目を集めたのは、創業の年に開かれた南仏イェールでのコンテストで賞を授与されたからです。

その３つの賞とは、ヨーロッパ新人デザイナーコンテストのプレス賞、レディス部門最優秀賞、イェール市賞です。

翌年、1994年にはパリ市現代美術館で行われた"愛の冬（HILVER DE L'A MOUR）展"での発表で、モードに対する姿勢がアートとして認められるようになりました。

またショー以外にも美術展にも積極的に参加しました。

この辺からヴィクター・アンド・ロルフの特徴が発揮されるようになります。

モードに対する姿勢がアートと認められる、ということは伝統的なファッション業界にあっては異色なことです。

それを裏付ける二人のエピソードは枚挙にいとまがありません。

ショーでは、モデルがタップを演出するときには、自分たちもタップを踊ってみたり、モデルが顔も全身も黒塗りのときには、彼らも全身黒塗りで登場。

かなり異色で驚かされる演出を平気でやってしまいます。

またミラノの初の路面店を訪れた人は誰でも驚くのは、店内が「さかさま」であることです。

つまり、天井に床が、床が天井として作られており、一瞬、その仕掛けに度肝を抜かれます（その様子をご覧になりたい方は公式サイトをご覧ください）。

しかし、その姿勢を「ユニークさに加えて革命的なクリエーションとコンセプトが加わり、服に多くの意味を込めるところが彼らのすごいところ」と評されたりしています。

服のデザインの特徴は細身で機能性があり、かつ細部へのこだわりが強い点です。

メンズもレディースもカラフルでユーモアのある服、そして綺麗めな服と両軸のデザインを出しています。

ヴィクター・アンド・ロルフのクライアントとしてはマドンナが有名ですが、そのほかにはクリスチャン・ラクロワ、ジェレミー・スコットなどが名前を連ねています。

その後のヴィクター・アンド・ロルフは、豊富なアイディアと高度な技術を加味して、オートクチュールの伝統に衝撃を与え、2000年秋冬からはオートクチュールという閉ざされた世界からプレタポルテへと進出するようになりました。

しかし、日本でヴィクター・アンド・ロルフの商品を手に入れようと思うとかなり大変です。

実店舗が無いので通販でしか手に入りません。

公式サイトの販売店情報を見ると、日本の各地の地名はありますが、実際は地名だけで住所も電話番号も空欄になっていました。



店舗
実店舗はありません。

（2007年現在）
商品の入手は通販になります。


商品案内
・サンダル
・香水
・ジャケット
・コート
・パンツ

新作
通販でしか手に入らないので、その都度変わります。
・サンダル
・香水
・ジャケット
・コート
・パンツ"

売れ筋アイテム
ジャケット、パンツ、香水、サンダル

公式サイト
http://www.viktor-rolf.com/index2.html